【AGAの原因を徹底解説】最大の原因は男性ホルモン

AGAの原因を徹底解説

【AGAの原因を徹底解説】最大の原因は男性ホルモン

AGAの原因は大きく4つ

AGA(男性型脱毛症)の原因は大きく4つあります。

  1. 男性ホルモン
    思春期を越えたあたりから急激に増える男性ホルモンが髪の毛に悪い影響を与え、太く長く成長することを妨げます。
  2. 遺伝
    自分の両親が薄毛の場合、薄毛になる確率が高くなります。特に、父親や父方の祖父母ではなく「母親や母方の祖父母が薄毛」の場合は、遺伝する確率が高いと言われています。
  3. ストレス
    仕事の悩みや家族・友人との人間関係、将来への不安など、ストレスは毛髪にも悪影響を及ぼします。自律神経が乱れて血流が悪くなるので、髪の毛が十分に成長できなくなります。
  4. 生活習慣
    欧米型のハイカロリーな食事や過度な飲酒、喫煙、不規則な生活など一般的に身体にとって悪いと言われていることは、やはり髪の毛にも良くないです。

4つの中でどれか1つの原因だけでAGAになるということは少なく、いくつかの要因が重なって薄毛になると考えられていますが、この中でも1番の原因として挙げられるのが「男性ホルモン」です。

マナブ君

遺伝が1番じゃないの?影響力は一番強そうだけど・・・

ハヤシ先生

もちろん遺伝的に薄毛になりやすい人・なりにくい人はいるよ。でも、いまから遺伝要素は変えられないし、AGA治療をするなら医療でコントロールできる男性ホルモンに注目することが、発毛への一番の近道なんだ。

ここでは男性ホルモンがどうやってAGAに結び付くのか、時系列で紹介していきたいと思います。

ちなみに男性ホルモン以外の原因については以下の記事で詳しく解説しています。

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AGAになるメカニズムと男性ホルモンの関係性

【1】テストステロンが増加&毛細血管から細胞内に取り込まれる

男性の体内にはいくつかの男性ホルモンが存在しますが、その中の1つにテストステロンという種類の男性ホルモンがあります。

思春期になると男性ホルモンの分泌量が増え、血液中のテストステロン濃度が高くなります。

MEMO
男性ホルモンは全部で5種類あり、90%以上を占めるテストステロンを代表に、ジヒドロテストステロン/デヒドロエピアンドロステロン/アンドロステロン/アンドロステンジオンの5つがあります。

毛細血管からテストステロンが毛乳頭に取り込まれる

そして、髪の毛は成長するために毛細血管を流れてくる血液から必要な栄養素を取り込みますが、同時に血液中のテストステロンも細胞内に取り込まれます。

ハヤシ先生

ちなみにテストステロン自体は男らしい筋肉や骨格を形作ったり、ヒゲや体毛の成長を促したり、精子の生成や性欲を上昇させるといった、男性にとって無くてはならない大切な男性ホルモンです。なので、テストステロン自体が悪いというわけではないんです。

【2】2種類の酵素が毛穴の中で分泌される

毛乳頭や皮脂腺では5αリダクターゼが分泌されている
一方で、髪の毛を作り出す毛乳頭の中では5αリダクターゼⅡ型(5アルファリダクターゼ2型)という酵素が分泌されています。

そして、毛根の真ん中ぐらいにある皮脂腺からは5αリダクターゼⅠ型というまた別の酵素が分泌されています。

トンガリ君

「酵素」ってたまに聞く言葉だけど、いまいち意味がよく分からないよ、、、汗

ハヤシ先生

そんなに難しく考えなくても大丈夫!簡単に説明すると、酵素とは「物質を取り込み、化学反応を引き起こして、その物質の性質を変える働きをもつタンパク質」のこと。

ここでは、5αリダクターゼⅠ型とⅡ型っていう2種類の酵素が毛穴の中で作られているんだな、ぐらいの理解でOKだよ!

【3】酵素によってテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変化する

テストステロンと5αリダクターゼが結合してジヒドロテストステロン(DHT)に変化する

血液から取り込まれたテストステロンは、毛乳頭や皮脂腺から分泌されている酵素(5αリダクターゼⅡ型・Ⅰ型)の作用によって、ジヒドロテストステロン(DHT)という悪玉男性ホルモンに変化します。

実は、このジヒドロテストステロン(DHT)こそが、AGAを引き起こす最大の原因なのです!

ハヤシ先生

5αリダクターゼⅠ型とⅡ型のどちらともテストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変化させますが、毛乳頭で分泌される5αリダクターゼⅡ型の方がよりAGAに及ぼす影響が強いと言われているよ。

【4】DHTが男性ホルモン受容体と結合して発毛が抑制される(=AGAになる)

さらにジヒドロテストステロン(DHT)が男性ホルモン受容体と結合してAGAを引き起こす

DHTが毛乳頭にある男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)と結合することで、なんと毛を生み出す毛母細胞を攻撃して細胞を委縮させてしまうのです!

つまり、髪の毛の成長が妨げられ、髪の毛が細い状態のまま脱毛してしまう(=毛周期が乱れて薄毛になってしまう)というわけです。

DHTはテストステロンよりもホルモンの活性が10~30倍ほど強いため、いくらテストステロンが毛髪を太く長くしようとしても、DHTの力に負けてしまうんです。

MEMO
男性ホルモン受容体は前頭部や頭頂部に数多く存在し、後頭部や側頭部の下部にはごくわずかしか存在しません。そのため、AGAの人の髪型は「サザエさんの波平さん」のようなヘアスタイルにだいたい落ち着くのです。

メガネ君

うわっー、、、ジヒドロテストステロン(DHT)ってすんごい悪いヤツなんだね(驚)でも、何でこんな男性ホルモンが身体の中にできちゃうの!?

ハヤシ先生

確かにそう思うのも無理ないね(笑)実はこのDHTにも大事な役目があって、胎児の頃におちんちんを正常に作る時に必要なホルモンなんだ。

でも、これが思春期以降になるとAGAやニキビといった症状を引き起こす原因となってしまう・・・なぜこうなるのか詳しい理由は分かっていないんだ。

DHTの発生を防ぐことがAGA治療の第一歩

ここまでを読むと、AGA治療をするのであれば、ジヒドロテストステロン(DHT)の悪さを止めればよいのでは?と思いますよね。

しかし、現在のAGA治療ではDHT自体の働きを止める方法は確立されていません。

確立されているのは、DHTの悪さを止めるのではなく、「5αリダクターゼという酵素をテストステロンに引っつかないようにしてDHTができるのを防ぐ」という治療方法です。

これが今の薄毛治療・AGA対策の基本的な考え方の1つになっています。

5αリダクターゼがテストステロンにくっつかないようにする(5αリダクターゼの働きを抑える)ために使われる薬の1つは、フィナステリドという薬です。

MSD社製プロペシア

正確に言うとフィナステリドというのは成分名であり、その成分を含んだ代表的な治療薬の商品名が「プロペシア」です。

プロペシアを服用することで、5αリダクターゼの働きがフィナステリドによってブロックされ、テストステロンがDHTに変化することを防いでくれるというわけですね。

よって、髪の毛の成長期間が短くならず、毛髪が太く長く成長できるので、その分の抜け毛を防ぐことにつながります。

MEMO
ちなみにフィナステリド(商品名プロペシア)でブロックできるのは5αリダクターゼⅡ型のみ、デュタステリド(商品名ザガーロ)であれば5αリダクターゼⅡ型とⅠ型の両方をブロックすることができます。

ハヤシ先生

プロペシアはAGAクリニックであれば、多くのクリニックで取り扱いがあり、薄毛治療をおこなうにあたっては必須の治療薬と言えるよ。

ここまで男性ホルモンに着目してAGAになるメカニズムを解説してきましたが、理解してもらえましたでしょうか、、、

初めて聞く言葉もたくさん出てきたと思うので、1度読んだだけではちょっと分かりづらい部分もあるかもしれません・・・スミマセン。

分かりづらい部分などあればいつでも問い合わせページから指摘をお願いしますm(_ _)m

今後、本格的にAGA治療に取り組んでいくのであれば、専門の薄毛治療クリニックに行くことをオススメします。

先ほど紹介したフィナステリドをはじめ、頭皮の血流を改善するミノキシジル、毛髪に不足しがちなビタミンやミネラルを補うためのサプリメントなど、AGAの進行度にあった治療薬を処方してくれますよ。

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